鏤? Diary Forja-Artistica

« めがね 梅雨ですね。 »

May.24 2009

滝へ

先日滝へ行きまして。

どこの県にも 必ずひとつはありそうな名前の不動滝。

それほど期待もしてなかったけど、 久しぶりの滝が楽しみだった。

でも何より 雨が降りだした事が 気になってた。

tonneru.jpg                       <雰囲気のあるトンネルを抜けて>

下道で3時間程かけて 奥秩父に到着。

合羽の上着着て、 山靴はいて遊歩道を歩く。

ちょろっと歩く程度だろうと思ってたのに

谷を下って橋を渡って、 対岸を登り川から離れる。

hasikara.jpg                              <橋から>

途中苔むした岩からしたたる 何筋かの水に標識があり 滝としてアピールされてた。

なんて名前だっけ?記憶が...。

でも、若干嫌な予感。

小さな滝と言えないような 滴り落ちる水や川の段差に 滝として名前が付いてる所は

大した滝がない傾向があるんだよね。 と思いつつ...。

でもこの小さな滝が意外にきれい。

kotaki.jpg                          <名前が思い出せない滝>

さらに少し登り、 ようやく滝音が聞こえてきた。

Uターンするように道が折れまた下りはじめる。

滝が姿を現した。 

fudoudaki.jpg                               <不動滝>

すげ~じゃん!!

でかい。 美しい。

雨に濡れた新緑の中に 真っ白なしぶきを散らし 轟音とともに流れてく。

手前の巨木と 滝の 静と動のコントラストがたまらない。

ki.jpg                             <巨木と不動滝>

イヤッホ~!!バンザ~イ!!と心底嬉しくなる。

そうなるともう、 興味の対象はあっさり遊歩道を飛び出してしまう。

手も使って、どろんこになりながら、 登ったり下りたり。

滝ギリギリを覗き込んだり。

滝の下流へ散策してみる。

幸せ♪

iwanoue.jpg

小さな頃から、 この先危険、 と立ち入り禁止の看板の先が 気になってしまう質の人間。

大人になってもその傾向は変わらず、

遊歩道の外側や、警告の先にこそ 美しい物があると信じている。

すべてが美しい。

雨に濡れた木々や岩々は なまめかしい程の美しさをたたえ、

苔はたっぷりと水を含みキラキラと輝く、

水量の増した滝は濁ることなくほとばしる。

前の、日本の長が<美しい国、日本>

なんて言ってたっけ。

あなたに、言われなくても知ってますよ~。

一ヶ月くらい、う~ん一年位、ひたすら旅をしたい。

愛車にテントで。

damaring.jpg

ダマスカスは自然を損ねない。

きっとダマスカス自体が自然に近いのだろうな。

暗くなりかけてたし、うまく撮れなかったけど...。

雨の中2時間遊んだら、雨で帽子が重くなってた。

最近の記事

カテゴリー

Monthly

Tag