-
事故とその後とたくさんのありがとう。
さて。 今まで事故の原因に関する事は伏せてきましたが、刑事裁判も終わり、 潰れちゃった車が警察から帰って来て、ようやく廃車手続きが始まり、新しい車のコーティングなどが終わりました。 まだ、通院と保険関係は先が見えない状況ですが、とりあえず一段落です。 なので一応事故状況も書いておこうと思います。一人でも多く、加害者にならないで欲しいから。 普通に暮らしていた人が、その瞬間に犯罪者。警察に連れてかれて おうちにも帰れなくなるんだもん。 長くなりますが、事故の事を書くには今日が最後にしようと思います。
-
明日は《イッカクと平和》最終日(時間気をつけてね)
それにしても、今回個展にあたって。 当初《遺作展》にならなくて良かった。と心底感謝しました。 幸いダマスカスオブジェ5点もそこそこ制作済みだったので乗り切れると思っていました。
《新作ダマスカスオブジェー隆起する》 実際、対外的には乗り切ったとも思います。 でも、正直、本人は、巻き戻せるなら事故前に戻りたい。もっともっと魅せたかった。 作家にとって個展はひとつひとつが賭けなのです。 -
重鎮のお言葉。
「あのね!!あなたこの作品の作家さん? あなたの作品、技術が素晴らしいのわかるんだけどね。 アナタが見えてこないのですよ!! 技術に先走ってるのね!!」 ゼロケルビン展で 私の作品見た、とってもエラそうな方がおっしゃった。 多分美術界の重鎮なんでしょう。 ハイハイハイハイ!! 貴方様のおっしゃりたいことジュ〜〜〜〜ブンっわかりますよ。 私、何百回もその言葉浴びせられてますから。 -
阿蘇山よ、そなたはもう十分に美しい。
自然は人など歯牙にもかけないから、無慈悲だから美しい。 だが、どうかその眠れる力を眠らせておいておくれ。
-
《日刀保たたら》その3ー許可をもらった日ー
-
《日刀保たたら》その2 ー神か? 魔物か?ー
重い身体を持ち上げ丸太をコロにしてゾロリ、ゾロリと引かれていく。 鯨が海から陸に上がろうとしているように。 丸太の焦げる臭いが立ち込める中 下面が真っ赤で熱気と緊張感を帯びたその物体は例えようの無い存在感だった。 神か? 魔物か? 巨神兵か? その姿も 情景も 尋常ではなかった。
-
《日刀保たたら》その1 ー鉄の神々に会いに行くー
それに反してこの火は生命を宿している。 呼吸をし村下 (むらげーたたらの操業責任者) と会話をし踊っている。 人間を見て人間を人間として捉え、いつでも猛威を奮える体力を持ちながら 歩み寄ってくれているように見えた。 しかし、私にはその火の言葉はまったくわからない、 ...羨ましく少々悔しい。 2016年2月5日 島根県奥出雲町にて「日刀保たたら」操業を見学した。
-
会社ってやつは...。
両親と暮らした歳月18年間。 そろそろ会社の仲間との時間が追いついてきた。 正社員でもないのにこんなに長い時を過ごしてきた。 せいぜい4、5年で辞めると思ってた。
-
達磨といちご大福と耐熱防護服
クリスマスも過ぎ正月の声が聞こえて来た頃、宅急便屋さんがでっかいダンボール箱2つ抱えてやって来た。 伝票を見ると送り主は、先日まで個展していた日新製鋼さん。 箱を開けると大量の防御装備。 耐熱服上下、ヘルメット、ヘルメットに取り付け用の耐熱耐火防塵シールド ゴーグル、頭巾、脚絆、手袋、革手、耳栓。どれも多種複数ずつ。 更には安全靴、それも短靴とブーツ両方などなどなど。 動画の中の私の仕事をみて「安全に仕事して欲しいから。」って 名古屋の《株式会社三五》さんも 「溶接時、仮止め時でも、ゴーグルちゃんとした方がいいですよ」とゴーグルを送っていただいた。 なんだろ、なんでだろ?こんなに暖かくしていただけるなんて!!心から感謝。 どちらも切なくなるほど嬉しかった。
-
鍛冶芸術家 古屋菜々作品展
今回、いまだ万全とは言えない状態で 会期が近づいています。 また、今までの大きな空間で菜々展を見てきた方には物足りない恐れがあります。 でもきっと、私にとっては意味のある一歩になると思います。