滑川大滝にて
鉄に初めて触れてから十数年、
十年一昔と言うから、一昔以上 鉄を叩いてることになる。
「十年しか?」と言われるかもしれない。
でも、鉄を、鍛冶屋を十年続けるのは、楽な事ではない。

鉄を叩くには、騒音の問題もあるし、工具や機械などの道具、燃料も必要だ。
正直辛かった事もあるし 辞めようと思った事も腐るほどある。
でも、やってきたし これからもやっていくだろう。
これまでやってこれたのは、ひとえに 助けてくれるたくさんの人々が居るからだ。
不思議と、人に恵まれる。 困っていると、必ず誰かが手を差し伸べてくれる。
だから、叶えられない夢って無いのかもしれない と最近思う。
本気で努力して 真剣に謙虚に取り組めば、
夢は たくさんの人の手を借りながら、現実になるみたいだ。

自分の周りに たくさんの人が居てくれるから
自分が成り立っている事に 気が付く。
大切にしよう、感謝しよう。

Forja Artistica  古屋 菜々