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《日刀保たたら》その3ー許可をもらった日ー
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《日刀保たたら》その2 ー神か? 魔物か?ー
重い身体を持ち上げ丸太をコロにしてゾロリ、ゾロリと引かれていく。 鯨が海から陸に上がろうとしているように。 丸太の焦げる臭いが立ち込める中 下面が真っ赤で熱気と緊張感を帯びたその物体は例えようの無い存在感だった。 神か? 魔物か? 巨神兵か? その姿も 情景も 尋常ではなかった。
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《日刀保たたら》その1 ー鉄の神々に会いに行くー
それに反してこの火は生命を宿している。 呼吸をし村下 (むらげーたたらの操業責任者) と会話をし踊っている。 人間を見て人間を人間として捉え、いつでも猛威を奮える体力を持ちながら 歩み寄ってくれているように見えた。 しかし、私にはその火の言葉はまったくわからない、 ...羨ましく少々悔しい。 2016年2月5日 島根県奥出雲町にて「日刀保たたら」操業を見学した。
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会社ってやつは...。
両親と暮らした歳月18年間。 そろそろ会社の仲間との時間が追いついてきた。 正社員でもないのにこんなに長い時を過ごしてきた。 せいぜい4、5年で辞めると思ってた。
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達磨といちご大福と耐熱防護服
クリスマスも過ぎ正月の声が聞こえて来た頃、宅急便屋さんがでっかいダンボール箱2つ抱えてやって来た。 伝票を見ると送り主は、先日まで個展していた日新製鋼さん。 箱を開けると大量の防御装備。 耐熱服上下、ヘルメット、ヘルメットに取り付け用の耐熱耐火防塵シールド ゴーグル、頭巾、脚絆、手袋、革手、耳栓。どれも多種複数ずつ。 更には安全靴、それも短靴とブーツ両方などなどなど。 動画の中の私の仕事をみて「安全に仕事して欲しいから。」って 名古屋の《株式会社三五》さんも 「溶接時、仮止め時でも、ゴーグルちゃんとした方がいいですよ」とゴーグルを送っていただいた。 なんだろ、なんでだろ?こんなに暖かくしていただけるなんて!!心から感謝。 どちらも切なくなるほど嬉しかった。
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「鍛える者Ⅱ 鉄に恋した鍛冶芸術家 古屋菜々展」とハナの10周年
一つの章が幕を閉じたのを感じる。 今、自分のふがいなさを素直に認められる。 あの頃はキツかったと自覚できた。こうして辛かったと泣き言言えてる。 人って本当に辛い時には 泣き言なんて言わないし。 自分の至らなさからも 眼を背けるものだ。それができるということは、私は何かにたどり着いたのだろう。 ただし、それは通過点に過ぎない。 次の章は闘いではなく、前進の章にしたいものだ。 -
始まりました!! 鍛冶芸術家 古屋菜々作品展
個展ってさ。端から見ると「作家は主役になってイイ気分でしょ?」と思われるかしら? 実際、個展ってそんな生易しいもんじゃない。 お客様は正直だ。そして自分はもっと正直だ。 お客様が楽しんでいるかどうかは手に取るようにわかる。 たとえお客様が喜んでくださっても、作家自身が自分の仕事に満足していなければ、賛辞は木枯らしでしかなくなる。
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久々の個展です。 鍛冶芸術家 古屋菜々作品展 musee Maenaka (https://www.facebook.com/musee.maenaka) 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉小妻坂51-213 tel 0224 […]
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作品盗難に遭いました!!
皆様にお願いがあります。 《works》にも掲載している、《磁位》という作品が盗難に遭いました。 しばらく前の事になります。諸事情により状況等は伏せさせていただきます。
ただ、この作品をどこかで見かけたら、それは盗品です。 そして作者は私です。 ダマスカスの模様は同じ物はありえないです。 またダマスカスでこんなアホな作品作る人間は私以外に居ない可能性も高いです。 同じプロポーションのダマスカスをみかけたら疑って下さい。 -
鍛冶芸術家 古屋菜々作品展
今回、いまだ万全とは言えない状態で 会期が近づいています。 また、今までの大きな空間で菜々展を見てきた方には物足りない恐れがあります。 でもきっと、私にとっては意味のある一歩になると思います。