四国に行ってしまいました。
ちょっと前のことですがね。
仕事も制作もウンザリになってしまい。とりあえず休暇を!!
てなわけで 個展搬出の次の日には出発してました。
とにかく旅好きな私。
旅行なんてたいそうなものでなくていいから とにかく旅!
別にグルメもショッピングもリゾート気分もいらないんです。
ただ 美しい自然が見たいだけの旅。
車で野宿もアリだし。 テントに寝袋も大歓迎!
まあ 疲れますけどね。
今回の目的地は四国。
ずっと憧れていた四国。
でも四国は予想以上に遠かった。
愛車で行こうとすると 片道12時間位。
フェリーだと車だけで片道3万円弱。
そんなわけで今回は飛行機とレンタカー、宿がパックになってる格安プランを選択。
いつでもどこでも一緒な愛車を 置いていくのは寂しいけど...。
四国の感想はと尋ねられたら まっ先に「道が狭い!」
こんな道がザラ。トラックもたくさん走ってる。
しかもくねくね山道。
今回内側の方を巡っていたから当然なんだけど。
ここまでの山道を想像してしていなかったので 予定外に進みの遅い旅になりました。
まずは道後温泉でひとっ風呂
砥部動物園に白クマのピースを見に行ったけど 夕方だったので
ピースはすでに眠そう★
フェンス越しにうとうとした顔が少し見えただけ(>_<)
面河渓も行ったし
(^-^)真っ白な岩の稜線が美しかったぁ。
大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)へ
大歩危小歩危は私としては期待してたポイントでしたが
見るにはそれほどでも...。
大歩危小歩危はラフティングなどリバースポーツで体感して楽しむべき川ですね。
大歩危小歩危からごく近い祖谷渓(いやけい)のかずら橋
遠目から見るとこんな感じ。国指定重要文化財だそうな。
800年まえ平家落人がシラクチカズラを使って架けたの原形らしい。
よーく見ると 茶色いビニールでコーティングされた太いワイヤーが入ってます(*^^)v
でも、足元はこんな(・o・)
こ★わ★い
私の後ろの元気な若者はルンルンし過ぎて 転んで片足靴を落としてた。
どうするんだろ?取りに行けるとは思えないんだけど。
そして、うどん!!
<山越うどん>うまかった!
うどんを流れ作業のように注文して、買ったうどんを持って
屋根つきの庭(?)に出る。ベンチに座ってうどんをすする。
まるで放牧された気分(^-^)それが楽しくて うまさ倍増!
実はね、もうひとつうどん屋行ったけどそちらはイマイチでした。
次なる目標はなると!!
この大鳴門橋の下に なるとの渦を見るための遊歩道がある。
四国の旅で最大の期待が鳴門だった!
が しかし。
なるとの渦は干満潮の時に見えるらしい。
小さな小さな渦がかろうじて見れた程度。
干満潮の頃大きな渦が見れるとは 知ってた。
でも 他の時間にも少しは見れるんだろうと 思ってた私が甘かった★
かなりショック(--〆)でした。
気を取り直して次へ進む。
どんどん太陽が傾き夕暮れが迫る。なのに道は相変わらず
グニャグニャ狭い。
ようやく辿り着いた <雨乞いの滝>
滝の下の駐車場に着いた時はすでに暗くて
雨乞いの滝まで1kmという看板に ちょっとひるんだ。でも見たい!
しかも30度はあるような坂。
でも途中にあるいくつかの滝も おそろしく美しい
滝音は聞こえるが雨乞いの滝は姿を現さない。
大きな岩壁の横を抜けて ようやく現れた。
やばい!美しい!でかい!
この滝には神が居ると思う。
信仰を持たない私だが自然というものには 神を感じてしまう。
次の日は雨。
目指せ 龍河洞!
旅の基本!天気が悪いなら洞窟入れ!
大釜の滝
大轟の滝
グニャグニャ道の脇には 滝、滝が見える。
そして いよいよ<龍河洞>
ほら!
ほら!ほら!!
どうしてこんなにうつくしいのだろう?
ヨーロッパの宮殿も顔負け!
洞内には滝、ホール様々な表情がある。見ても見ても見飽きない。
たくさんの人に追い抜かされる。
やはり 自然はずるい。様々な要素を用いて造形する。
時間もたくさん使ってる。
莫大な力も使ってる。
自然を超える事などできやしない!
弥生人が使ってたという土器があった。鍾乳洞と一体化してた。
現代人もいつか自然に飲み込まれるんだろう。
あまりの美しさに長居しすぎた。
予定していた行程をいくつか断念。
沈下橋!四国行ったらこれは外せない。
岩間の沈下橋。沈下するのも見たかったけど そりゃよっぽど豪雨だろうな。
最後の日
渡部家住宅へ。
この前の個展の際、ギャラリーの方に版画芸術(って題名なはず)という雑誌の
写真を見せていただき<渡部家住宅その光と記憶 第二期「奥の間」>という企画を知った。
井出創太郎さんという版画家の方が
重要文化財渡部家の ふすまや障子に版画をあしらうという企画。
第一期の部分は非常に力強い。
今回の部分第二期は 家族のための間ということで 温かく感じる。
障子を透ける光が柔らかい。
歴史を積み上げられた渡部家の空気感。
その中に見事に 大胆に 井出さんの作品が入り込んでる。
作家の井出さん そして版画芸術の写真を撮ったというカメラマンの北村さんにも
偶然お会いできました。
来年 第三期で完結予定だそうです。
見に行きたいな!でも遠いなあ。
これまた興味深かったので 見入ってしまい また、時間オーバー。
でも旅の基本!興味を持ったものはトコトン見るべし!
最後に海辺においしいものを食べようと思っていたが、断念。
今回の旅 見たいものがたくさんありすぎて 行程を急ぐために
結局 省いたのは昼食でした。
また来るぞ~!四国!!
15時50分羽田着。
大慌てで埼玉へ。
そして19時いつも通り。フォークリフトの上。
“四国! !” への4件のフィードバック
画像いっぱいだ
どれもこれも綺麗な画像だね
四国ってこんな綺麗な場所がいっぱいなんか??
機会があれば一度行って見たくなったよ
何かいいなぁ♪
ナガシさま
コメントありがとう!!
四国 楽しかったよぉ!
四国だけでなく 日本はきれいな国だよ。
「美しい国日本」という言葉は
かえって汚されてしまった気がするけどね~
おぉ! オレの故郷や!
行ったんだったら教えてくれたらええのにぃ。。
写真のとこ全部小さい頃行ったよ!
ちなみにオレは愛媛に住んでたんよ!
CANOさま
あっそういえばそうだ!!忘れてたよ。
あの忙しさだったから行く前に予定とか立ててなかったし。
CANO愛媛のどの辺に何歳位までおったん?
また行くよぉ(*^_^*)