さて今回は日新鋼管さんを紹介しましょう。
これ、すごいんです。ハート形のパイプがすごいんです。
『RPEロックボルト』というのですが、RPEとはRust Proofing Expansive”錆びを抑える” “拡張する” というこの鋼管の性質を表しているそうな。
使用方法はトンネルの内壁に穴を開けてこれを差し込みロックボルト内に水を充填するとハート形のパイプが広がって地山を締め付け安定させるという優れ物。こんな感じだそうな。
こちらのペッタンコの物は地盤沈下の時などに、これを家の下に入れ水を充填し家そのものをジャッキアップさせる。発想がすごいですね(=゜-゜)(=。_。)
世の中には賢い人がいるもんですね。
ギャラリー在廊中に その発案者にお会いさせていただく事ができました。
お忙しそうで、ご挨拶程度でしたが、なんか嬉しくなってしまいましたo(^-^)o
感覚だけで鉄をいじっている私とは 180°違う世界ですが鉄という素材の可能性を探るという意味で共通点はあるかもしれませんね。 おこがましい話ですが(^w^)。
話は戻りまして、 私からすれば鉄と水なんて触れさせたくない物なんだけど、そこで大活躍しているのが日新製鋼さんの得意技ZAM鍍金です。 高耐蝕溶融めっき鋼板ZAMとは亜鉛−アルミニウム6%マグネシウム3%のめっき層を持つ新しい溶融めっき鋼板だそうな。(意味がわかっておりませぬが)http://www.zam.biz/features/
傷がついてもめっき層から溶け出したAl、Mg亜鉛系保護被膜が端面部を覆うのだそうです。すごいですね〜ビックリです。私のオブジェの切断面もいずれは保護皮膜ができると言うことでしょうか?
今回の展示『未来をつなぐ鋼管』でしたが、未来にはどんな鋼材とどんな防錆加工が生まれるのでしょうね。楽しみです。
今回もお話し頂いた時はムチャぶりだなぁと思ったけれど、たくさんの学びがあり、出会いもあり幸せでした☆
3カ月近いこの展示会も本日終了です。
お越しくださった方々ありがとうございました。
なお上記資料は展示会のパネルから引用させていただきました。