2012年を経ての2013年


ご無沙汰しております。
みなさま いかがお過ごしですか?
2013年も 快調な滑り出しの 事と思います。CA3C0454.JPG
私の方は 日新製鋼展終了し、 搬出した日の夕方からバイトの 超繁忙期でした。
余韻に浸るヒマなどまるでなく、 夢から現実に 引き戻されるような勢いでした。
普段は 鍛冶屋優先ですが 年末だけは会社を優先☆ ( こんな年末も11回目です。)
そして ちょくちょく 工房に行って 搬出した荷物の片付け f^_^;。
搬出した荷物から 一番最初に掘り出したのは、 皆さんがポストに 入れて下さった メッセージと名刺の束。121227_1134~01.jpg
その厚み。 全部で100枚を超えていました、手にとって厚みを実感した瞬間、 感謝で泣きそうになりました。(この他にも無記名のアンケートも)
更に一枚一枚を読むと たくさんの方々の笑顔や励まし、私の椅子に座った時の びっくりした顔が蘇ってきました。
今回延べ人数で 890人程の 方が訪れてくれました。私は週2回 在廊でしたが、 たくさんの出会いが ありました。
割と人を覚えられるつもりですが、今回は完全に飽和です (≧∇≦) ごめんなさい。
そして常連さんや、 知人に 心から感謝です。
そんな方々が 言って下さる言葉は 「いつも元気もらっています!!」 なんだけど、 実際には私がたくさん勇気もらってる。DSCN7274.JPG                 日新製鋼ギャラリーの入っている新国際ビル入口 (当時はクリスマス前)
今回、一つ決めた事があります。
「2013年は自分を許し、愛する年にしよう。」
甘やかす という意味ではありません。むしろ 自分には、より厳しくですが!!
元来ドジで 運動音痴で マイペースな人間なので いつも劣等感の塊で、 他人が 全員すごい人に見え、 緊張し、 萎縮してしまうのです。その内面の 劣等感と萎縮を 強がりとお調子者な性格で隠す、 という少々 矛盾人間でした。
でも今回、 あの劣等感が 生まれてない事に 気が付きました。
思い当たる事はただ一つ。 私の後ろに控えている ダマスカス達です。
人格を手に取る事はできませんが、ダマスカス達は まるで私の人格の自信という部分を担うかのように存在するのです。DSCN7262.JPGそれによって、 私は素直な 自分でいられるのです。 無理してお調子者になる必要も 強がる必要もないのです。
10年ほど前、 私は鍛冶屋としても、 挫折した経験があります。
『生きがい』 と思った仕事で 突きつけられた 《不適》
きつかった〜
辛かったです。
周囲に迷惑たくさんかけたし、思えば この10年はリハビリのような時間でした。 挫折もリハビリも私には必要な経験でした。
当時 不適である事は受け入れざろう得ない事実でしたが、 私は鉄無しでは生きれなかったのです。
そして ≪自分でもできる表現≫ と、 ≪自分にしかできない表現≫ を10年かけて探した結果が今です。
順風満帆に鍛冶屋をしていたなら、 自分という人間を 掘り下げなかっただろうし
ここまでも ダマスカスを 追求しなかったでしょう。
デキが悪い人間であることが 功を奏したのでしょう。CA390011.JPGそんなわけで、今なら欠点もまとめて愛してあげられる 気がするのです。
そうしたら、もう少し大きな人間になれるかなと思って。
ゆっくりでも 人間として成長していかなくてはね。
幸福の後には、必ず逆境がやってくるでしょう。 その日までに力を蓄え 自分をコントロールできる人間にならなくては。
さて、日新製鋼ギャラリー展で 久しぶりにお会いした 雑誌の方が 記事にして下さいました。
私がとりとめなく 長々話した内容を まとめあげた手腕には プロを感じました。
どうぞご覧下さい(^O^)130129_1345~01.jpg≪目の眼 3月号≫里文出版 私の記事だけでなく、雑誌自体がおもしろいのでオススメです。

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