あと5日間!!(今日は日曜日なので休廊ですが)
あ~ 寂しいな~。
先日 日新製鋼の会長さんが お見えになって
「いつまでだっけ?
えっ? 21日?? 短いなぁ。
もっと長く やってもらいたいね~。」
とおっしゃって 下さいました。
本当に本当に、 身に余る ありがたい お言葉です。
たくさんの社員さんや、 関連会社の方々も いらしてくださって、
私のような 若輩者の作品を しげしげと 見てくださって、私の言葉に 耳を傾けて下さいます。
皆様、 専門知識を持った 方々で お話しが非常に 興味深いです。
私自身が 日頃の作業で 鉄から体得した言葉にならない感覚を 科学的に説明して下さる事もしばしばです。
一般のお客様からの たくさんの暖かい お言葉にも感謝です。初めて私の作品を見てくれた友人が こんなメールをくれました。
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ほんと感動しました! 活きてますね ♪
プリプリのも居れば、長老みたいなのも居たり、優しいのも居れば、ツッパリも居たり
勝手に色々語ってすみませんm(_ _)m
あまりに、菜々さんの強く柔らかく、繊細な感情がむき出しだったものでして…
自然界の超常現象みたいですよ!
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ちょっとほめ過ぎだろ~ (^w^) と言うのは置いといて、 彼のメールにハッとさせられました。
私にとって 作品は自己表現ではない。
図面も完成予想図も持たずに 鉄と正面から向き合い、鉄の言葉や意志を引き出すという感覚でした。
鉄の言葉に耳を傾け、鉄の内部の状態にまで神経を尖らせ 対峙して制作する。鉄の力を引き出しているだけと思っていました。 しかし彼には、私という人間が ダイレクトに 見えたようです。
言われてみれば、 全てにおいて つじつまが合う気がします。
『 ミイラ取りが ミイラになってる 』 のです。
もはや 私と鉄との関係は 鏡の中と外のような 感じなのでしょう。
鉄よ!!
私は あなたと居ると 何も怖くないのだよ。 ありがとう。
私にとって 鉄は杖であり、 金棒であり、 翼だ。
展示会というのは 私の舞台ではなく、作品達の舞台だ。
君たちの舞台は あと5日間だよ。 存分にスッポットライトを浴びて 演じておくれ!!
『鍛える者』 鉄に恋した鍛冶芸術家 古屋菜々展
日新製鋼ギャラリー
http://www.nisshin-steel.co.jp/news/detail.php?id=197
開催期間:2012年11月8日~12月21日(予定)
開場時間:午前9時~午後6時(月曜日~金曜日 ※祝祭日は除く)
入場料:無料
連絡先:日新製鋼株式会社
〒100-8366 東京都千代田区丸の内三丁目4番1号(新国際ビル)
TEL:03-3216-5566